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ティティー
2020/12/17 (Thu) 23:48 [ 69 ]
ティティー
2020/12/17 (Thu) 23:48 [ 69 ]
(島にお客さまがやってきてから数日。近頃のティティーの楽しみは仕事終わりの散策だった。仕立て屋が閉まったあと、まっすぐ家には向かわず島内を歩いてまわる。運が良ければ散歩の途中で誰かと行き合えるし、そうでなくとも冬の星空を眺めながら過ごす時間は、自分の夢について考え巡らす恰好のひとときだ。ぴかぴかの星灯りの下でマイデザインを練ると、なんだか素敵なものが出来上がりそうな気がするものだから。──けれども今日の散歩はほんのすこし、予定外の出来事に見舞われる。)う~~寒っ。高台は風が強いなぁ。(ぴゅうぴゅう吹き抜けていく冷たい夜風になぶられて、ファーコートの襟を掻き合わせる。公園を一周したあと帰宅するつもりが、降って沸いた冬服の案に夢中になるあまり、いつの間にか和風エリアの傍までやってきてしまっていた。住宅街から離れたこの一帯は、夜ともなると少々寂しい。)……そういえば、おばけを見たって誰かが話してたよね…(いつだったか島の住人が噂していた事を思い出し、ぶるりと首を竦めたそんな時。かさこそ、なにかの音が聴こえた気がして小さな耳をピンと立てた。聞こえたものは風の悪戯か。魚が跳ねたか。はたまた、ひとの足音か。菫色の瞳が恐々と周囲を見回す、そんな一幕。)
ユウナ
2020/12/19 (Sat) 12:41 [ 77 ]
ユウナ
2020/12/19 (Sat) 12:41 [ 77 ]
(以前、異なる島に身を置いていた時に見る星空と。今こうして居を構えることとなった島にて見る星空とは、似ているようで異なる部分が多々存在する。――そうと感じるのは、きっと己自身の気の持ちようであるのかもしれないけれど。生まれ育って島とは異なる島にいるのだと、そうした実感を得ることが叶う此の時間は、一人思案するには十分過ぎる時間であって。今日もまた、そんな時間の過ごし方をするべく、夜風に晒されながら星空を見上げていたのだ。高台を通り過ぎて、足は自然と和風エリアへ。視線は上を向いていたものだから、知らずブーツが踏みしめた草の音が、その場に居るもうひとりにどのような印象を与えたかは露知らず。)……あら?こんばんは、ティティーさん。星が綺麗な夜ですね。(まさか彼女に、現れたのがお化けであるという可能性を過ぎらせているとは思いもしなかったものだから。ゆるりと微笑んだ儘に言葉を投げて、風に煽られ乱れた前髪を整えよう。)……どうかなさりました?(此方へと向けられた瞳に宿された色に、何処となく違和を覚えたものだから。)
ティティー
2020/12/20 (Sun) 18:30 [ 81 ]
ティティー
2020/12/20 (Sun) 18:30 [ 81 ]
(恐る恐る振り向いたティティーの瞳に映りしは、真っ黒い影。それは偶々、樹木の落した影のせいでそう見えたに過ぎないのだが、ありもしないものに想像働かせた心を震え上がらせるには十分で。)おっ、おっ……、(「おばけ!」 ──なんて大きな悲鳴が喉元まで出掛かった、けれど。あわやのところで気が付いた。この優しい声は。)…おばけじゃないっ。ユウナちゃんだぁ、よかったあ…!(呼ぶ声は、おばけではなく良く知るご近所さんのもの。途端にほっと気が抜けて、安堵の息を吐き出した。スカートから覗く尻尾だけは未だモコモコと、驚愕のために膨らんだままであるけれど。)はぁ~…びっくりしちゃった。こんばんは、寒い夜は星が綺麗に見えて素敵だよね!(まだドキドキと跳ねている胸を宥めすかしながら、微笑んで夜のご挨拶を返そう。だけれどすぐに表情は照れた笑みへと種類を変える。怯えを彼女に見抜かれた気が、したものだから。)えへへ…実はね、怖い話を思い出しちゃってたの。ねえねえ、ユウナちゃんはおばけの噂って聞いたことある?(夜、島のどこかにひっそりと幽霊が出るとか出ないとか。ひとが集まるカフェの店員さんならば、もしや噂を知っているのかも。そんな思いが、問い掛けに現れて。)
ユウナ
2020/12/22 (Tue) 22:47 [ 93 ]
ユウナ
2020/12/22 (Tue) 22:47 [ 93 ]
ふふ、驚かせちゃったかしら。ちゃんと足もありますよ。(確かに此のシチュエーションの中、突然声を掛けられれば驚くのも道理といえば道理であって。とはいえお化けと間違えられる可能性は考えていなかったものだから、零れ出る笑い声は仕方がないものとして受け止めてほしいところ。)夜のお散歩ですか?星が綺麗ですから、ちょっと歩きたくなりますよね。寒いのも我慢が出来るというか。(実際は寒さは出来る限り味わいたくないものではあるけれど、寒く乾燥した晩の方が星が綺麗に見える現実も存在しているから。何より、見知った彼女と共に見る星が綺麗だからこそ。こんな夜があっても良いと、そう思うのだろう。)怖い話というと……夜に一人で歩いていると、白いお化けと顔を合わせるかもしれないっていう?わたしは会った事はないんですが、見たって方もいますよね。(それこそ夜から深夜にかけて、散歩をしている折に顔を合わせる事があるとは本当か。真偽の程は定かではないものの、確かに噂話としては聞き覚えがある――そういえば。)虫取り網を持っているかどうか、聞かれる事があるみたいですよ。そのお化けに。……あくまで噂ですから、わかりませんが。(持っていなければ作る事すら示唆される、そんなお化けが果たして存在するのかどうか。彼女を此れ以上怖がらせる事にならなければ良いのだが。)
ティティー
2020/12/24 (Thu) 00:50 [ 98 ]
ティティー
2020/12/24 (Thu) 00:50 [ 98 ]
うんうん、大丈夫、足あるある。いつものユウナちゃん。(ぴぴっと指さし確認めいて彼女の実在をたしかめる。一回り大きく膨らんだ尻尾の毛も、もうしばらくすれば落ち着きを取り戻してくれるはずで。彼女の笑みをみとめれば、気恥ずかしそうな気配をますます濃く変えていく。)うん、そうなんだ。今夜は星がぴかぴかに綺麗だから、公園をお散歩してから帰ろうって思ったの。…だけど新作のお洋服のことを考えるのに夢中になっちゃって、気が付いたら。(高台まで来てしまっていたという。できたての失敗談を語る口振りは照れくさそう。けれど、「でもユウナちゃんに会えたからよかったかも!」と表情明るくするあたり、ティティーは簡単にはへこたれない。うっかりが無かったら、こうして彼女と星空見上げるひとときには恵まれなかったのだから。)あっ、そうそう、それだよ~。その白いおばけ!あたしも噂を聞いただけで、本物のおばけに会ったことはないんだけど……。(だからこそ、ちょっとした物音に驚いてしまったわけなのだ。嘘か真か、どこにいるのか島の幽霊。しかも、)虫取り網を?(そんな事を聞くなんて一体どんなお化けなんだろう。ふっと好奇心が湧いて出て、小さな耳がぴょこんと立った。)そんなおばけ、いるのかなぁ? ううん、いたらすっごく面白いかも! ねえねえ、お散歩ついでに一緒におばけ探ししてみない?(興味を覚えたら即行動、がティティーという娘の信条だ。ついさっきまで怖がっていたのに、菫色の瞳はもう好奇の色を湛えてまあるくなっていて。)
ユウナ
2020/12/26 (Sat) 02:18 [ 106 ]
ユウナ
2020/12/26 (Sat) 02:18 [ 106 ]
(指差しでの確認を為されれば愉し気に肩を揺らしての笑いを。無事に生きている人間であると認めてもらった事に安堵をして、驚かせてしまった様子の彼女が少しでも落ち着いたならば良しとしよう。)わたしも星が綺麗だったので、つい散歩をしたくなってしまったんです。お揃いですね、ティティーさん。あら、次の新作はどんなお洋服になるんですか?いつもお店に並ぶの、楽しみにしているんです。(彼女や仕立て屋の姉妹の手によって生み出される様々な洋服に対して抱く印象は常に好印象だ。そのいくつかは己の部屋のクローゼットにしっかりと仕舞われて、時折袖を通す時ももちろんある。次回の新作に関しても、店頭に並ぶこととなれば勿論確認をしに店へと向かう心算だ。)わたしもティティーさんにお会い出来て嬉しいです。お化けが居るかはわかりませんけれど、もし居るんでしたら見てみたいというい気持ちはありますよね。(――なんて、同意を求めてみたりはするものの、怖がりであることを加味すれば同意を得ることが出来るかは定かではないと思っていた中で。彼女より齎された提案には、瞳を数回瞬いてから微笑んで返す事としよう。散歩ついでのお化け探し、それも一人きりではなく彼女と共に。とても魅力的な提案だ。)ぜひご一緒させてください。虫取り網は、残念ながら持っていないんですけれど。もし持って来るように言われたら、私の家まで取りに行きましょう。(夜分のお化け探しに出発だ。)
ティティー〆
2020/12/28 (Mon) 16:02 [ 115 ]
ティティー〆
2020/12/28 (Mon) 16:02 [ 115 ]
(お揃いとの言葉をもらえば、頬を緩めて笑う。澄み切った天鵞絨の冬空に輝く星屑たちは、さながら宝石箱をひっくり返したかのよう。きらりきらりと遥かな頭上で瞬く光を眺めていれば、誰だって夜間の小旅行にいざなわれてしまうもの。ティティーの場合はほんのちょっぴり、うっかりが過ぎてしまったのだけれど。)ふふっ、あたしたち一緒だね。──よく聞いてくれました! 今度の新作はね、星空みたいなブラウスにしようと思っているの。夜の色した生地に刺繍のお星さまを散りばめて、胸元にリボンもつけて…、(それからそれから。襟は雪のような白がいいとか、薄布重ねて色に深みを出せないかとか、考案中の新作について語り出す唇はどこまでも楽しそう。近々仕立て屋姉妹に提案予定のデザインがどこまで採用されるかは判らねど、きっと彼女にお披露目できたらいい。「完成したらユウナちゃんに試着をお願いしたいな」なんて、先の話もすこしだけ。──星明りが頼りの夜にひとりきり、噂の幽霊とご対面なんて果たしてしまったら悲鳴免れないだろうけれど。彼女と一緒なら、昏い道行きは刺激的な冒険へと早変わりだ。物音にいちいち怯えていた顔はどこへやらで、賛同頂けた途端にぱあっと笑みを満面に広げよう。)やった! それじゃあ、ぐるっと回って北海岸の方にも行ってみようよ。おばけに会えたら、なんて挨拶しようかな。でもまずはどうして虫取り網なのって聞いてみなくっちゃ!(おばけとの初対面に心躍る、尾も揺れる。虫取り網の謎に想い馳せながら、ふたりの散歩は今しばらく続いていくだろう。星月夜のおばけ探しは、まだまだ始まったばかり。)
ユウナ〆
2021/01/01 (Fri) 19:18 [ 131 ]
ユウナ〆
2021/01/01 (Fri) 19:18 [ 131 ]
(流星群の晩とはまた事なる、何て事のないただの冬の夜である筈だったけれど。見知った彼女と顔を合わせた事により、単なる冬の夜が心温まる愉しい夜になるのだから、人との縁は不思議なもの。彼女の口から語られる、新作の衣服に対してイメージを膨らませながら。其の語り口からも、彼女の衣服に関する情熱は確りと伝わってくるものだから、より其の新作が楽しみなものとなるのは当然だろう。仕立て屋姉妹がどのような判断を下すのか、単なる客でしかないユウナに解る範囲のものではないけれど――いざ店に並んだ其の時には、真っ先に店に足を運び購入をする顧客の立場に在れれば良いと思うから。)勿論です。其の儘、ぜひ購入させてください。(そうして新作を手に取り試着室へと赴いて、着用の儘に彼女に対して直接感想を述べる日だって、きっとそう遠くはないだろうから。一人きりであれば思い付きもしなかったであろうお化け探索も、彼女と二人であれば怖さを感じるどころか好奇心が顔を出すのだから不思議なもの。齎された提案には微笑みながら頷いて、暫しの夜の散歩を彼女と共に楽しむ事とするのだろう。)果たしてお化けを無事に彼女と見付ける事が叶ったか、虫取り網をお化けに強請られるに至ったか――いずれも、二人のみぞ知る話。)
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