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ハリィ
2020/12/23 (Wed) 20:25 [ 96 ]
ハリィ
2020/12/23 (Wed) 20:25 [ 96 ]
(この島に来て三週間が経った。来週にはもう帰らなくてはいけないと思うと、島暮らしの期間がどれだけ楽しくはやく過ぎ去ったか思い知る。けれど、今日はクリスマス。そんな寂しさも吹き飛ばすくらい華やかな一日だ。昼間は島を散歩したり毎日恒例のエイブルシスターズへの顔出しをしたりとしていたら、冬至も過ぎた事もあってあっという間に夜になってしまった。その帰り道、イベント事を確認してから帰ろうと案内所前を通りがかったなら、そこには特大のクリスマスツリーが飾られていた。それを見つけた瞬間、その大きさと煌びやかさにハリィの双眸はイルミネーションに負けないくらい輝いた。)わあっ、おおきなクリスマスツリーなのですわ!(一体何メートルあるのだろう。見上げても見上げても空へと続く輝きは、同じように見上げている住人やツアー参加者たちの目と心を奪っているようだ。中には住人が作ったらしきオーナメントなんかも飾られていて、微笑ましくて目尻が緩む。と、ふと両腕に抱えていた、先程木を揺らしたら落ちてきた小振りなクリスマスリースの存在を思い出す。帰ったら仮家に飾ろうかと思っていたけれど、)……クリスマスツリーにリースを飾ったら可愛い気がしますわ(ぽそりと疼いた好奇心。それからきょろ、と辺りを見回せば近くにいたどうぶつに声を掛けて。)あの、相談があるのですけれど、ツリーにこのリースを飾ってもよろしいのかしら?(相手がツアー参加者であれ、元からの住人であれ、念のため誰かに相談はしておきたかった。)
シンゲン
2020/12/25 (Fri) 01:08 [ 102 ]
シンゲン
2020/12/25 (Fri) 01:08 [ 102 ]
(──そういえば、もうクリスマスの時期か。と思い出したのは、海で魚を釣った帰りがけにツリーを見かけたからだ。クリスマスは毎年繁忙期であったので、社会人になってからはほとんどゆっくり祝ったことがない。まあ、恋人もいない成人男子であれば特にそう騒ぐイベントでもなかろう。しかしせっかく島で迎えるクリスマスだ。何かしらそれっぽいことをしたい、ような気もして。しばしそうやって突っ立っていたら、ツリーを挟んだ向かい側からやけにはしゃいだ声がした。)……あ。(ぬっとツリーの横から顔を出して相手の姿を確認したおとこは、ゆったりとした足取りで彼女のそばへと歩み寄ったろう。)良いんじゃないですか? リース。(その問いをきっかけに、彼女の腕の中の飾りに視線を落としてから、ついとツリーを見上げる。長身の自分からしてみても背丈の高いツリーだ。)この高さだと、一人で飾るのは大変でしょう。お手伝いしましょうか、ハリィさん。(再び彼女のほうへ視線を向けて、ゆると微笑むおとこの言葉には揶揄する色はまったくないのだけれども。)
ハリィ
2020/12/25 (Fri) 20:48 [ 103 ]
ハリィ
2020/12/25 (Fri) 20:48 [ 103 ]
(おおきなツリーを見上げていた所為で、知り合いのクマさんが居る事には全く気付いていなかった。けれど声を掛けて彼の姿を視認すれば、「シンゲンお兄さま」と、見知った顔に嬉しそうに微笑んだ。そしてハリィのアイディアについても肯定されたなら、そうですわよね!と同士を得たかのように喜んで。)ハリィ一人がリースを独り占めしてしまうのももったいないと思っていましたの。だからちょうど良かったですわ。シンゲンお兄さまは何かプレゼントは貰いまして?(帰る際には思い出にそっと外して持ち帰ろうとは思いつつ、今はこのクリスマスツリーを彩る一端を担いたいと思ったのだ。それからお手伝いの言葉まで聞こえたなら、まあ、と驚いたように瞬きふたつ。)良いんですの?それはとても助かりますわ!ハリィでは高いところに飾れませんもの、せっかくなら皆さまの目に付くところに飾りたいのですわ!(きらきらと期待に満ちた双眸で彼を見上げては、けれど、と首を傾げ。)どうやって手伝って頂けますの?梯子とか持っていらして?(きょとんと思った疑問をそのまま投げかけては、首を傾げた。)
シンゲン
2020/12/27 (Sun) 02:47 [ 109 ]
シンゲン
2020/12/27 (Sun) 02:47 [ 109 ]
(彼女の人懐こい反応には自然と表情が和らぐ。その呼び名はまだ少々くすぐったくもあったが、指摘するまでには至らず頬を掻く。)そのリースはどうしたんですか? ご自分で作ったんです?(服飾関係の学生なら指先も器用だろうと思っての問いかけだが、単純に出どころが気になったのもあって、首を傾げた後。)いいえ、特には……まあ、自分はもらうというより贈るほうな気が……。(年齢的に。言外にそのへんを含めて笑い混じりの声音を落とすと、「はい、どうせなら高いところにしましょう。」きらきら輝く彼女の双眸を眉尻を下げて受け止め、そのあとの言にはふむと腕を組み。彼女とツリーを交互に見遣ったならば。)手っ取り早いところで、だっこか肩車でしょうね。どちらがいいですか?(彼女を見下ろして、さらりとそんなことを宣おう。梯子をツリーに掛けるのは少し危ない気がするし、脚立がある場所もわからない。これが一番堅実な方法だろうと、本人はいたって真面目な顔をしている。)
ハリィ
2020/12/27 (Sun) 16:32 [ 110 ]
ハリィ
2020/12/27 (Sun) 16:32 [ 110 ]
このリースは、先程木を揺らしたら落ちてきましたの!サンタさんからのクリスマスプレゼントですわ!(丁寧に箱に入れられて、ラッピングされたそれには「聖なる夜に、貴方へ」と書かれていた。果物あたりが落ちてくればいいなくらいにしか思っていなかった故に、このプレゼントには少々驚いたものだ。)オーナメントはいくつか手作りしましたのよ。あ、良かったらこれもシンゲンお兄さまも飾りませんこと?(こぶりなポシェットから幾つか端切れでできた雪だるまやサンタクロースなどのオーナメントを取り出せばそっと差し出して。こういった小物は正直専門外であるのだけれど、クリスマスくらい頑張りたいというもの。)贈る方……ふふ、シンゲンお兄さまはもう大人ですものね!じゃあ特別に、シンゲンお兄さまにはハリィがプレゼントを差し上げますわ!(ポシェットをもう一度探せば、取り出したのはクマのちいさなマスコット。チェーンが付いていて、どこかにぶら下げられる仕様だ。)だっこか肩車……(ふむ、と此方も真面目な顔で頷くのは恥ずかしいからではなくどちらが良いか真剣に悩んでいるからこそ。どちらも抵抗はない。数秒迷ったのち、彼を見上げれば、)じゃあ肩車でお願いしますわ!その方がきっとより高く飾れますもの(へらりと笑って、答えを。すれば右手にリースを持って、両手を広げれば)どうぞお願いしますわ!(と準備が整ったことを知らせよう。)
シンゲン
2020/12/29 (Tue) 16:09 [ 117 ]
シンゲン
2020/12/29 (Tue) 16:09 [ 117 ]
へえ、こんなものが用意されているんですね。自分が揺らしても落ちてくるでしょうか。(彼女の答えにほうと片眉を上げて顎を撫でた。フルーツは好物だから、木は何度か揺らしたが。まだ果物以外のものとは巡り合っていない。)……ん?(不意にポシェットから出されたそれに瞳を瞬かせる。)おお、こっちが手作りですか。器用なもんだ。……俺も飾っていいんですか?(少し身を屈めて、差し出されたオーナメントをそっとつまみ上げ眺めながら。感心した風の声が落ちた。最後の問いかけは、少し弾んだ声だったろう。)まあ、サンタを待つ歳でもありませんしね。雰囲気は嫌いではありませんが──え? 自分に?(きょとんとあっけにとられたように彼女の挙動を見守って。続いて出てきたそのマスコットには、思わず口元にゆるい笑みが浮かぶ。)クマですか。これは……ハリィさんのものではないんですか? 本当に自分がもらっても?(一度オーナメントを彼女の手に返してから、クマを受け取ろう。もにもにと何度か触ってから「似てます?」顔の横に掲げてそんなことを尋ねたり。──二択については、おとこも彼女の返答を尊重しようと、じっと待っていたけれど。回答を得られたなら、うむと深く頷いて。)わかりました。落ちないように気をつけて下さい。……高いですよ?(一応前もって断りをいれてから、準備が整った様子の彼女の後ろに回り込み、失敬させていただこう。持ち上げる一連の仕草はよどみなく、むしろ軽々と行われたろう。ただでさえ長身のおとこの、その肩に乗るのだ。かなり、見晴らしはいいはず。そしてゆっくりとツリーのほうへ向き直ろう。)届きますか?
ハリィ〆
2020/12/30 (Wed) 18:13 [ 122 ]
ハリィ〆
2020/12/30 (Wed) 18:13 [ 122 ]
シンゲンお兄さまもきっとプレゼント貰えますわ、後で一緒に木を揺らしに行ってみましょうか?(クリスマス限定品は、シーズンである今こそ欲しいものだ。彼の手元にも何かしら届いたらハリィも嬉しい。そんな風に思いながら。)えへへ、ありがとうございますわ。本当は家の小さなクリスマスツリー用にと作ったものですけれど、折角こんなに立派なツリーがあるんですもの、飾らせて頂こうと思いますわ。――良いですわよ!飾り付けは、みんなでやった方が楽しいですもの(感心の声があがればちょっぴり得意げに、それから照れ臭そうに笑って。)シンゲンお兄さまは、お幾つですの?まだお若く見えますのに……。(言いたくなければ無理強いはしませんが、と付け足しつつ、彼の安定感は何処から来るのだろうと気になってしまって。けれど、マスコットを手渡したその瞬間の顔はなんだか幼い少年にも思えて、ふふ、と微笑んだ。)良いですわよ!クマさんも、シンゲンお兄さまの近くにいた方がお仲間も増える感じがして嬉しいと思いますもの。(「似てますわ」とこっくり頷いては、くだけた風に笑ってみせた。高いですよ、と注意を促されれば再びこっくり頷いて、どきどきしながら彼の動きを見ている。ゆっくりと彼が立ち上がる瞬間にはぎゅう、と彼の肩に掴まって目を閉じていたけれど、届きますか?と声が掛かれば恐る恐る目を開く。すれば目の前にはきらきら輝くクリスマスツリーがあって、その景色の高さに感嘆の声をあげた。)わあっ、すごいのですわ!シンゲンお兄さまはいつもこんな景色を見ていらっしゃるのね。――と、届きますわ!……んしょ、(たぶん、ハリィが今いる高さは凡そ2メートル。けれど恐怖よりも感動の方が大きくて、きゃっきゃとはしゃいでは彼を讃えた。それから思い出したように届くことを伝えれば、そっとリースをツリーに掛けて。)できましたわ!シンゲンお兄さまのご協力あってこそのもの、ありがとうございますわっ(すぐ下にある彼の顔を横から覗き込めば、無邪気に笑ってみせた。ツアーに参加したから出会えたこの縁こそが、一番のクリスマスプレゼントなのかもしれない。楽しげな笑い声は、きっと暫く続いたことだろう。)
シンゲン〆
2021/01/01 (Fri) 03:23 [ 128 ]
シンゲン〆
2021/01/01 (Fri) 03:23 [ 128 ]
そうですかね? ……ハリィさんがそう言ってくれるなら、揺らしてみますか。(年甲斐もないと笑わずにいてくれる少女の言葉に、どこか楽しげな笑みが浮かぶ。この島で過ごす時間も気がつけばあとわずか。思い出の品がほしいと思う自分は、我ながら島の空気に浮かされている。)なるほど。確かにツリーは、大きければ大きいほど気分が上がる。……ありがとうございます。ツリーを飾るのも、子供の頃以来ですよ。(頷きつつ、手の中の飾りを眺めては瞳を細めた。歳を尋ねられたなら、特に気分を害した様子はなく、)24歳です。まあ、18の頃から働いているので……同年代の中では老成している方かもしれませんね。(笑みを含んだ音は、その質問に慣れているようにも見えただろうか。じじくさい、とは時折言われるので。──クマのマスコットは、ありがたくいただいておく事にする。「仲間ですか。」その言葉には満更でもなさげにマスコットを見下ろし呟いて。似てるとの評価にもふっと口元を緩めた。落として雪まみれになってしまわないよう、丁重にコートのポケットに仕舞ってから、肩車の体勢へと移行しただろう。無事に彼女の体を落とさず持ち上げることが叶えば、声をかけ、その反応をじっと待つ。)……っくく、俺が見てる景色よりいくらか高いとは思うが──……ん。気をつけてください。(彼女の表情こそ見えないが、その声色で十分に肩車の感想は察せられたか。思わず喉を鳴らしてしまってから、彼女が飾り付けしやすいようにできる限りツリーへ近づく。そして無事にミッションを達成した少女の顔が視界へ入ってきたなら、一瞬驚いたように瞳を瞬かせたけれど。)……そんな大袈裟な。俺も色々ともらいましたから。今年は、ハリィさんが俺のサンタですよ。(相好を穏やかになごませて、そのあとは自分も彼女と共に飾り付けを手伝ったろう。そうして賑やかになったツリーを眺めるおとこの双眸は、満足げな色をしていたはず。都会で普通に生きていれば、まず間違いなく味わえなかったろうクリスマス。おとこの記憶には、降り積もった雪に刻んだ足跡より深く、はっきりと心に残ることとなった。)
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